投稿規定
目的と範囲
Anxiety Disorder Research は、日本不安症学会が発行する査読付きのオープンアクセス学術誌である。
本誌の目的は、不安症および関連疾患・症状についての理解、アセスメント、治療・介入、予防の発展に資する独創的かつ革新的な重要論文を掲載することである。 対象とする主なテーマには、行動的・認知的・生物学的評価、診断と分類、神経科学および遺伝学、社会文化的要因、機序と併存症、疫学、心理社会的および精神薬理学的治療・介入、予防、実装科学、理論的発展、政策などが含まれる。
本誌は、学際的な学術交流のための国際的なプラットフォームを提供するが、日本語による投稿も受け付けている。
原稿種別
Anxiety Disorder Researchは複数の原稿種別を掲載する。 本誌への投稿にあたっては、まず適切な原稿種別を確認したうえで、必ず「原稿の準備」の項を熟読する必要がある:
原著論文
原著論文は、独創性のある実証的、または理論的な論文とする。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):10,000字以内
- 図表数:8点以内
- 引用文献数:50件以内
総説論文
総説論文は、重要な課題についての内外諸問題を広く検討し、独自の観点から総合的に概観する論文とする。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):12,000字以内
- 図表数:10点以内
- 引用文献数:100件以内
短報
短報論文は、オリジナリティの高い速報もしくは予報的な報告を目的とした論文とする。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):5,000字以内
- 図表数:3点以内
- 引用文献数:20件以内
資料
資料は、内外諸研究の追試的検討、データベースの作成、装置や尺度の開発等資料として価値のある研究、新しい治療の試み、あるいは、分析方法の提案などを報告する論文とする。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):10,000字以内
- 図表数:8点以内
- 引用文献数:50件以内
レター
レターは、日常の臨床・研究活動上に得られた発見、反省点、誤診しやすい盲点など、また本誌に掲載された論文に対する各種の意見(追加、討議、希望など)を書簡の形式で書いたものとする。
- 本文の長さ(引用文献を除く):2,000字以内
- 引用文献数:5件以内
症例報告/事例研究
症例報告/事例研究は、医療、教育、福祉などの実践を通しての研究論文で、実践上の問題究明、解決をめざした論文とする。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):10,000字以内
- 図表数:5点以内
- 引用文献数:50件以内
研究プロトコル
研究プロトコルは、計画中または進行中の研究の計画を詳細に記述した論文とし、主にレジストリへの登録と公開が求められる臨床試験、ならびにレジストリ登録が強く推奨されるシステマティックレビュー等を対象とする。 本原稿種別として投稿する場合は、適切なレジストリへの登録を必須とし、登録したレジストリ名および登録番号を、抄録の直下に独立した行として明記しなければならない。
- 本文の長さ(抄録、引用文献、表、図説を除く):10,000字以内
- 図表数:8点以内
- 引用文献数:50件以内
その他
投稿論文のほかに、本誌には編集委員会からの依頼原稿(特集論文、総説など)、日本不安症学会が発表したガイドラインおよびその二次出版、ならびに日本不安症学会理事会が必要と認めたその他の内容を掲載することができる。 これらの投稿については、査読プロセスの一部を省略する場合がある。
論文掲載料
本誌では、筆頭著者の日本不安症学会の会員資格、原稿種別、および記述言語に応じて論文掲載料(APC)を適用する。
日本語論文の場合、筆頭著者が会員であれば APC を免除する。 非会員のAPCは、原著論文・総説論文・資料・症例報告/事例研究・プロトコル論文が20,000円、短報・レターが10,000円である。
編集委員会からの依頼原稿、日本不安症学会が発表したガイドラインおよびその二次出版、日本不安症学会理事会が必要と認めた内容、ならびに本誌に掲載された論文に対する意見を述べるレターについては、APC を免除する。
倫理方針
本誌は、学術出版における最高水準を維持している。
本誌に原稿を投稿する前に、著者は本誌の方針を読み、遵守していることを確認しなければならない。 編集委員がこれらの方針に準拠していないと判断した原稿に対し、本誌は査読なしで却下、または撤回する権利を保持する。
本誌の著者、編集委員、査読者、出版者が被る研究倫理および出版倫理に関する責任を以下に示す。
本誌へ投稿される原稿は、いかなる言語においても原稿の一部または全部が未発表・未発行の内容であり、本誌以外の媒体において出版が検討されていないものに限る。 当該原稿が本誌以外の媒体において出版検討中、出版中、または出版された場合、著者は編集委員その旨を伝えなければならない。 ただし、プレプリントサーバでの原稿の公開についてはその対象外とする(「プレプリント」の項を参照)。
本誌において当該原稿の出版可否が最終的に決定される前に他の媒体へ投稿することを選択した場合、著者はまず本誌から原稿を取り下げなければならない。
投稿
本誌は、世界中の著者からの原稿の投稿を歓迎する。
本誌へ投稿される原稿は、全ての著者が、その内容を事実に基づいたものであると保証し、投稿に同意し、発表する権利を有するものであると見なす。
オリジナリティ
本誌へ投稿される原稿はオリジナルのものに限る。 原稿が不適切なレベルでオリジナルでない内容を含んでいる場合、編集委員判断で不採択または撤回されることがある。
プレプリント
本誌では、研究の普及を促進するために、投稿前または投稿と並行して、国立研究開発法人科学技術振興機構が運営するプレプリントサーバJxiv など、コミュニティに認知されたプレプリントサーバへ著者が原稿を投稿することを認めている。 この方針は、一次研究を記述した原稿のオリジナルな版にのみ適用される。 査読者のコメントを受けて修正された原稿、出版のために受理された原稿、ジャーナルから出版された論文は、プレプリントサーバに掲載してはならない。 また、論文が本誌から出版されたらすみやかに、プレプリントに本誌の論文へのリンクを含める必要がある。
プレプリントサーバに投稿する場合、著者は当該論文の著作権を保持することが望ましい。
スクーピング
投稿された原稿の新規性を評価する際に、当該原稿が本誌へ投稿された日以降にコミュニティに認知されたプレプリントサーバへ投稿された他の原稿については、懸念の対象とはしない。
著者資格
本誌へ投稿された原稿は、全ての著者が著者リストについて承認したものと見なす。 原稿投稿後の著者リストの変更(著者名の追加や削除、著者順の再配置など)は、著者全員および編集委員長の承認を得る必要がある。
著者は、国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE)の「著者と研究貢献者の役割の定義 」に関する勧告を検討することが推奨される。 ICMJE は、オーサーシップ(著者資格)は次の4つの基準に基づくことを推奨している:1) 論文の構想やデザイン、あるいは当該研究のデータ取得、分析、解釈に実質的に貢献していること;2) 科学的に重要な内容について草稿を作成したり、批判的に改訂したりすること;3) 最終版の原稿の出版を承認すること;4) 当該論文に関する全てに責任を負うことに同意すること。 4つの基準を全て満たした研究貢献者は、原稿の著者とすべきである。 4つの基準を全て満たしていない研究貢献者は原稿の著者とせず、代わりに「謝辞」のセクションに記載すべきである。
著者は、「著者貢献」のセクションにてそれぞれの著者の貢献について明記する必要がある。
大規模言語モデル(LLM)などの人工知能(AI)ツールや、一般に公開されている 様々なサービスは、上記の要件を満たすことができないため、著者として記載することはできない。
データの改ざん、捏造および画像の同一性
著者はデータの改ざんや捏造を行ってはならない。 著者は画像をデジタル加工・処理することができるが、次のすべてを満たすものでなければならない:調整が最小限に抑えられていること;(局所的・部分的な加工でなく)画像全体に施されていること;コミュニティの基準に沿った処理であること;処理を行った旨を原稿に明確に記載していること。 原稿に含まれる全ての画像は、元のデータを正確に反映していなければならない。 著者は、画像について部分的な移動、削除、追加、強調を行ってはならない。 編集委員は著者に対し未加工のオリジナル画像の提出を要求する権利を有する。要求された画像が提出されなかった場合、原稿は却下または撤回されることがある。
著作権のある資料の転載
著者自身が著作権を保持しない資料が原稿に含まれている場合、著者はその著作権者から転載について許諾を得る必要がある。
既に公表・出版されている資料が原稿に含まれている場合、著者はその著作権者および出版者から転載について許諾を得る必要がある。
原稿の投稿時には、転載する資料すべてについて、著作権者から取得した転載許可書のコピーを提出しなければならない。
データおよび資料の入手可能性
著者は、公開されているデータや資料について、その出所(公開リポジトリや商用データベース等)を開示しなければならず、必要に応じて登録番号や企業の詳細を論文に記載する必要がある。
著者は自分のデータや資料を補足資料(電子付録)として公開するか、もしくはコミュニティに認知されている公的データベースやリポジトリにて公開しこれを論文にリンクすることによりアクセス可能な状態にすることができる。 全てのデータセットは、査読の過程で編集委員と査読者が完全に利用できるようにしなければならず、論文の出版日までに一般に公開できるよう考慮しなければならない。 著者は、論文がジャーナルから出版された日から少なくとも3 年間はデータセットを保存することを保証する。
本誌では、論文に記載されたデータ、材料、実験プロトコルの共有を求める合理的な要求を著者が認めることを奨励する。
「データ利用可能性」の項も参照すること。
動物/ヒト実験
著者は、ヒトまたはヒト由来の物質が関与する実験を記載した原稿について、ヘルシンキ宣言 およびその改訂版、ならびに著者の所属機関が承認するガイドラインに具体化された原則に従って研究を実施したことを証明しなければならない。 著者は、研究への参加および研究の公表に関して参加者からインフォームド・コ ンセントを得た際の手順を原稿に記述しなければならない。
著者は、動物または動物由来の物質を用いた実験を記載した原稿について、その研究が著者の所属機関の承認するガイドラインに沿って実施されたことを証明しなければならない。
人工知能(AI)ツールの使用
出版倫理委員会(COPE)の声明 に従い、著者は「方法」のセクションにおいて、生成的または非生成的な人工知能(AI)ツール(大規模言語モデル(LLM)としても知られる)の使用を開示し、完全に記述しなければならない。 これには、データの収集や分析、原稿で使用する画像や図表の作成や修正、原稿の全部または一部の執筆にAIツールを使用した場合を含むが、これらに限定されない。 著者は、どのツールをどのように使用したかを記述しなければならない。 一般的に、生成的AIツールの使用は、その使用が研究デザインや手法の不可欠な部分である場合にのみ認められる。 その他の使用については、ケースバイケースで判断される。どのような場合でも、著者は投稿原稿の内容すべてに責任を持つ。
著者は、AIによって生成されたコンテンツの著作権について、現在も懸念があることを認識しておく必要がある。 著者は、「著作権のある資料の転載」の項の記載に従うとともに、関連する法令およびその他の著作権法を遵守しなければならない。
スペルチェックや文法チェックなど、原稿の読みやすさを向上させるために非生成AIツールを使用することは認められるが、そのような使用は投稿時に編集者に申告すること。
査読者および編集者は、未発表原稿をいかなるAIツールやサービスにもアップロードしてはならない。 そのようなことをすると、本書の他の箇所で説明されているように、プライバシーや守秘義務の規定に違反することになる。 また、未発表の原稿が第三者のサービスにアップロードされた場合、著作権の問題が生じる可能性もある。
原稿が受理された後、ジャーナル、出版者、および/またはそれらの認定サービスプロバイダーは、出版準備のためにAIツールを使用することができる。
著者の利害関係と利益相反
本誌では、透明性の観点から全ての著者に対し、投稿した原稿に関連する競合または利益相反の有無を「利益相反」のセクションにおいて宣言することを求めている。 利益相反は、著者の公平な研究の実施および報告に影響を及ぼす可能性のある状況が顕在する/認識されている/潜在する場合に生じる。 利害の衝突の可能性としては、商業的または財務的な利害の競合、商業的な所属、コンサルティングの役割、株式の所有等が例として挙げられる。
著者は、自分の論文のための全ての資金の出所を「謝辞」のセクションに記載する必要がある。
守秘義務
本誌は未発表原稿の機密性を保持する。 本誌へ原稿を投稿することにより、著者は原稿に関する全ての連絡(編集事務局、編集委員、査読者からの連絡)の機密事項を厳守することを保証するものと見なす。
セルフアーカイビング(グリーン OA)方針
著者は、セルフアーカイビング(グリーンオープンアクセス)として自身の論文をオンラインリポジトリに登録できる。 本誌では、原著論文の著者に対し、本誌からの出版後すぐに機関リポジトリまたは公開リポジトリに論文の著者最終稿を登録することを許容している。
長期的なデジタルアーカイビング
J-STAGE では、本誌を含むデジタルコンテンツを、ダークアーカイブサービスであるPortico に保存している。 自然災害等によりJ-STAGE で一定期間以上コンテンツを提供できない事態が発生した場合、本誌のコンテンツはPortico にて公開される。
広告方針
ジャーナルは信頼できる機関からの関連広告を受け入れる。オンラインジャーナルとは別に、企業広告を含めた電子冊子版(PDF版)が日本不安症学会の会員に対して学会のメーリングリストを通じて無料配布される。 特定の広告や広告主を許可するかどうかは、日本不安症学会の理事会が決定する。広告は編集上の意思決定とは一切関係なく、掲載内容とは別に管理される。
査読プロセス
編集および査読プロセス
本誌はシングル・ブラインド方式の査読を採用し、査読者の情報は著者に開示されない。
本誌に投稿された原稿は、編集委員長および編集委員によって一次審査が行われる。 ジャーナルの範囲に合わないものや出版に適さないと判断されたものは、査読を経ずに不採択となる。 一次審査を通過した原稿は、原則として担当編集委員が指名する2名以上の査読者によって審査が行われる。 査読者は、専門知識、評判、査読者としての経験などを考慮して選出される。査読レポートの提出期限は、原稿種別によって異なる。
編集者は、原則として2名以上の査読者から提出されたレポートを受けて、最初に原稿の採否を決定する。 原稿の修正を求める決定がなされた場合、著者は2ヶ月以内に修正後の原稿を再提出する。 この期限を過ぎて提出された修正原稿は、新規投稿として扱う場合がある。 編集委員は、修正後の原稿を査読者に送付してフィードバックを受けるか、あるいは修正原稿に編集委員や査読者のコメントが反映されているかを編集委員自身で評価する。 査読および編集の過程において、担当編集委員が原稿種別の変更を著者に依頼する場合がある。
その後、編集委員は原稿の出版適否について編集委員長に推薦を行う。 編集委員長は、各原稿の出版に関し最終決定を行う責任を負う。
編集委員会のメンバーは、査読者としての原稿に対するフィードバックやジャーナルの改善に向けた提案などを行う、アドバイザリーの役割を果たす。 編集委員長が投稿原稿の著者である場合は、編集委員会のメンバーが最終的な出版適否の判断を行う。
査読者の選定、査読期間、提案
査読者は、当該分野における専門知識、評判、他者からの推薦、および/または本誌における査読者としての経験に基づいて選出される。
査読の依頼は論文投稿後2 週間以内に行われる。 査読者は、査読の依頼を受諾してから 4週間以内に最初の査読レポートを提出することが求められる。 これらのスケジュールに遅延が予想される場合は、できるだけ早く編集部に連絡する必要がある。
本誌に原稿を投稿する際、著者は査読に参加してほしい、または除外してほしい査読者を提示することができる。 編集委員これを考慮するが完全に従う義務はないものとする。 査読者の選定、依頼、指名は編集委員独自の裁量による。
査読者レポート
本誌の方針として、査読者のコメントは原文のまま著者に送信する。 ただし、査読者のコメントに不快な言葉や機密情報、出版の適否に関する勧告が含まれている場合、本誌は査読者に相談することなく査読者のコメントを編集する権利を有する。
採択基準
原稿が本誌の出版要件を満たし、出版された際に本誌へ大きく貢献すると思われる場合、編集委員はジャーナルからの出版を推薦する。
本誌から出版される論文の採択要件は以下のとおりである。
- 本誌の取り扱う領域内の内容であること。
- 新規性および独自性があること。
- 研究について技術的に厳密な記述がされていること。
- 本誌の読者の関心が高い事項であること。
- 本誌の読者の関心が高い事項であること。
原稿が本誌の採択要件を満たしていない場合、編集委員は却下を勧告することがある。
編集委員会の独立
日本不安症学会は、ジャーナルにおける全ての編集上の決定について編集委員会に完全かつ唯一の責任を認めている。 日本不安症学会は、根本的な編集行程の破綻がある場合を除き、編集上の決定には関与しない。
編集上の決定は、原稿の科学的な観点のみに基づいて行われ、本誌の他の利益とは完全に切り離されている。 著者の出版費用を支払う能力は、本誌への出版採否には影響しない。
異議申し立て
編集上の判断に誤りがあると思われる場合、著者は編集部に異議を申し立てることができる。 異議申し立ては、著者が査読者や編集委員の誤解や誤りの詳細な証拠を提示した場合にのみ検討される。 異議申し立ては編集委員長が慎重に検討し、最終決定を行う。判断、処理については出版倫理委員会(COPE) のガイドラインに従う。
査読における守秘義務
本誌は未発表原稿の機密性を保持する。また、編集委員および査読者は以下を遵守する:
- 査読者からの合理的な要求がない限り、査読者の身元を開示しない。
- 原稿やその内容について、原稿や査読に直接関与していない人と議論しない
- 原稿のデータや情報を自らの研究や出版物に利用しない。
- 自分自身や他の人の利益のため、あるいは個人や組織に不利益を与えるために、査読の過程で得られた情報を利用しない。
- 原稿の内容をAIツールや公共のプラットフォームで共有またはアップロードしない。
また、査読者は編集者の許可を得ることなく、原稿の著者に自身の身元を明かしたり、他者(例えばポスドクや博士課程の院生)を査読に関与させたりしてはならない。
査読における編集者と査読者の利益相反
利益相反は、編集者と査読者による原稿の公平な評価に影響を及ぼす可能性のある状況が顕在する/認識されている/潜在する場合に生じる。 具体的には、著者と個人的または職業上の関係がある、著者と同じテーマまたは競合するテーマで研究をしている、研究やその出版物に金銭的な利害関係がある、以前のバージョンの原稿を見たことがある、等が含まれる。
本誌の査読者および編集委員は、原稿を取り扱う際に利益相反を申告する。 利益相反を申告した編集者または査読者は、当該原稿の担当を外れ、新たな編集者または査読者と交代する。
編集委員は査読者を招聘する際に利益相反の回避に努めるが、公平性に偏りが生じる可能性を必ずしも特定できるとは限らない。
訂正と撤回
本誌は、出版された論文の公正性を維持することの重要性を認識している。
出版された論文に誤りがあった場合、「訂正」の発行により訂正する。 訂正には、出版物の科学的な公正性、著者の評判、ジャーナル自体に重大な影響を与える誤りを記述する。 出版された論文の訂正を希望する著者は、原稿を担当した編集委員または編集部に、誤りの詳細と変更後の内容を連絡する。 共著者の間で訂正をめぐって意見が一致しない場合、編集委員長は編集委員会または外部の査読者に助言を求める場合がある。 訂正が発行された場合、反対意見のある著者については本文にその旨が記載される。
出版された論文が無効または信頼できない結果や結論を含んでいたり、他の場所で発表されていたり、行動規範(研究倫理または出版倫理)を侵害している場合、撤回を行う。 論文の撤回を要求する個人は、懸念事項の詳細を本誌編集部に連絡することを奨励する。 編集委員長は調査を行い、当該論文の著者に連絡して回答を得る。 共著者の間で撤回をめぐって意見が一致しない場合、編集委員長は編集委員会または外部の査読者に助言を求める場合がある。 論文が撤回された場合、反対意見のある著者については本文にその旨が記載される。
訂正または撤回についての決定は、編集委員会の単独の裁量で行われる。
ジャーナルの著者としての編集委員
編集委員長を含む編集委員会のメンバーが原稿を投稿した場合、自身は当該論文の査読プロセスから除外される。 オンラインの原稿投稿・追跡システムでは、著者として原稿を見ることができるが、編集委員としては見ることができないため、査読の機密性は保たれる。
本誌の編集委員が執筆した原稿は、他の原稿と同様のプロセスで査読と編集上の決定が行われる。
倫理違反の可能性がある場合の対応
本誌は、倫理違反の申し立てがあった場合には、自誌の方針および出版倫理委員会(COPE) のガイドラインに従って対応する。
著作権、オープンアクセスと料金
本誌は完全オープンアクセスであり、クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスを使用している。CC ライセンスの詳細は以下の通り。
著作権とライセンシング
本誌に掲載された論文の著作権は日本不安症学会に帰属する。 本誌に掲載された論文は、クリエイティブ・コモンズ(CC BY 4.0 )ライセンスの条件下で公開される。 このライセンスは、適切なクレジットを表示する限りにおいて、営利/非営利を問わず論文の共有、翻案等の利用を許可するものである。
論文掲載料
学術ジャーナルの発行には、査読管理、原稿整理、組版、オンラインホスティングなど、多くの費用がかかる。 購読料を請求しないジャーナルにおいては、これらの費用を賄うため、著者(あるいはその代理人)に対し論文掲載料(APC)の支払いが求められる。
本誌では、筆頭著者の日本不安症学会の会員資格、原稿種別、および記述言語に応じてAPCを適用する。
英語論文の場合、筆頭著者が会員である場合はAPCを免除する。 非会員のAPCは、原著論文・総説論文・資料・症例報告/事例研究・プロトコル論文が100,000円、短報・レターが50,000円である。
日本語論文の場合も、会員はAPCを免除する。 非会員のAPCは、原著論文・総説論文・資料・症例報告/事例研究・プロトコル論文が20,000円、短報・レターが10,000円である。
編集委員会からの依頼原稿、日本不安症学会が発表したガイドラインおよびその二次出版、日本不安症学会理事会が必要と認めた内容、ならびに本誌に掲載された論文に対する意見を述べるレターについては、APCを免除する。
出版料
本誌はオンラインにて無料で閲覧することができる。 本誌の出版にかかる費用は論文掲載料(APC)により賄われている。 なお、投稿料は発生しない。
原稿の投稿
原稿は、本誌のオンライン投稿システム(https://iap-jp.org/jpsad/journal/login )から投稿すること。 なお、投稿システムの表示言語は英語となるが、日本語論文の場合も同一のシステムを使用し、各入力項目は日本語で記載するものとする。 オリジナル原稿あるいは改訂原稿のファイルはPDFまたはMicrosoft Word形式でアップロードできるが、最終稿はWordファイルで提出すること。 なお、図と補足資料は他のファイル形式で別途提出することもできる。
原稿の準備
すべての日本語原稿は、最新版のthe Publication Manual of the American Psychological Association(APA) のスタイルに従って作成するものとする。
本誌はシングル・ブラインド方式の査読を採用しているため、投稿ファイル内の著者を特定しうる情報をマスクする必要はない。
図表や文章など、すでに他媒体で出版された内容を引用する場合、著者は当該著作権者から出版許可を取得し、その許可を得た証拠を投稿時に提出しなければならない。 また、著作権者が求める場合には、該当する図表のキャプション等に出典を明記しなければならない。
英語を母語としない著者は、論文中に含まれる英文について、投稿前にネイティブスピーカーによる校閲を受ける必要がある。 本誌はUS spellingを採用するため、校閲時には米国式綴りが用いられていることを確認すること。
単位
国際単位系(SI)あるいはSI由来の単位を使用すること。 SI 単位の詳細については、Bureau International des Poids et Mesures(BIPM) のウェブサイトを参照すること。
略語
略語は、本文中の初出時(タイトルと抄録を除く)に、省略していない形の記載の後に括弧書きを行い定義する。
医薬品・医療機器・その他の製品名
議論上必要不可欠な場合を除き、特定企業の商標名の使用は避ける。 商標名ではなく、一般名称または説明的な名称を用いるものとする。
臨床試験登録
国際医学雑誌編集者委員会(ICMJE) の勧告に従い、すべての臨床試験は、最初の被験者登録より前に公的な臨床試験登録システムに登録しなければならない。 試験登録番号およびレジストリ名は、抄録の直下に独立した行として明記する。
ICMJEは臨床試験を、健康関連の介入とその結果との因果関係を検証する目的で、人または人の集団を前向きに特定の介入へ割り付ける研究と定義している。 健康関連の介入には、生物医学的または健康関連のアウトカムを変化させる目的の介入が含まれ、これには医薬品、外科的処置、医療機器、行動療法、教育プログラム、食事介入、質的改善介入、医療プロセスの変更などが含まれるが、これらに限定されない。
本誌は、以下のレジストリに加え、WHO International Clinical Trials Portal に参加するその他の一次レジストリでの登録を受け付ける: The journal accepts registration from the following list of registries as well as other primary registries that participate in the WHO International Clinical Trials Portal :
- www.anzctr.org.au
- www.clinicaltrials.gov
- www.ISRCTN.org
- www.umin.ac.jp/ctr/index/htm
- www.onderzoekmetmensen.nl/en
- https://eudract.ema.europa.eu/
カバーレター
著者は、カバーレターを本文とは別の電子ファイルとして作成し、オンライン投稿システム上でアップロードして提出する必要がある。 カバーレターには、原稿のタイトルおよび責任著者の連絡先を含める。 著者は、研究の目的と成果を簡潔に要約し、本誌に掲載することが適切である理由を説明しなければならない。 該当する場合には、関連する同意取得や倫理審査承認等の詳細を記載する。 さらに、筆頭著者の日本不安症学会の会員資格の有無を明記し、会員である場合は会員番号を記載する。 加えて、投稿時に必要となるその他の関連情報がある場合は、併せて記載する。
一般的なフォーマット
原稿の一般的な構成は以下の通りとする:
- タイトルページ
- 抄録とキーワード
- 本文
- 謝辞
- 利益相反
- データ利用
- 著者貢献
- 倫理の承認と参加への同意
- 文献
- 図説
- 表
- 図
- 補足資料
タイトルページ
タイトルページは本文とは別ページで作成し(本文と同一ファイル内)、以下の情報を記載するものとする:
- 論文タイトル(日本語・英語)
- ラニングタイトル(日本語・英語)
- 全著者の氏名(日本語・英語)
- 全著者の所属機関(日本語・英語)
- 責任著者の氏名、所属機関の住所、電子メールアドレス
抄録とキーワード
レターを除くすべての原稿種別について、400字以内の日本語抄録(小見出しのない非構造化様)、250語以内の英文抄録(小見出しのない非構造化様)、および日本語・英語それぞれ5つ以内のキーワードを付すこと。
すべての臨床試験は、登録した公的な臨床試験登録システムのレジストリ名および登録番号を、抄録の直下に独立した行として明記する。
また本誌は、システマティックレビューの著者に対し、PROSPEROなどの適切なレジストリにレビュープロトコルを前向きに(事前に)登録することを強く推奨する。 登録している場合は、登録番号を抄録の直下に独立した行として明記する。
研究プロトコルとして投稿する場合は、投稿前に適切なレジストリにプロトコルを登録し、登録したレジストリ名および登録番号を、抄録の直下に独立した行として明記しなければならない。
なお、抄録の直下に独立した行として記載されたレジストリ情報は、抄録の一部とはみなされず、抄録の字数制限にも含まれない。 そのため、オンライン投稿システムの抄録入力欄には当該行を含めないこと。
本文
本誌は、すべての日本語原稿の本文構成が、最新版のAPA Publication Manual のスタイルに従っていることを求める。
また本誌では、著者にEQUATOR Network の「健康研究のための報告書ガイドライン 」に従うことを求める。 研究の種別には、ランダム化試験、観察研究、系統的レビュー、症例報告、質的研究、診断・予後研究、経済的評価、動物を用いた前臨床研究、研究プロトコルなどが含まれるが、これらに限らない。
不安症および関連疾患・症状について直接的に取り扱っていない論文は、考察のセクションに「不安症および関連領域における実践・政策・研究への示唆」の小見出しを独立して設け、その内容を記載すること。 なお、小見出しの名称は、論文内容に応じて適宜変更してもよい。
謝辞
著者は、論文の執筆や準備に協力したが、著者となる資格のない人(「著者資格」の項に定義)について、簡単に謝辞を述べることができる。 著者はまた、謝辞の欄にすべての研究助成金について記載すること。 各研究助成金について、助成を受けた著者/研究機関、研究助成機関、研究助成番号を記載する。
利益相反
著者は、研究内容に関して競合する金銭的利益またはその他の利益相反について申告する必要がある。 特に申告すべき利害関係がない場合は、その旨を記載する。
データ利用可能性
著者は、論文に記載されたあるいは付随するデータの利用可能性について記載することが推奨される。 データがどこで入手できるかの情報とそのリンクを記載する。 データが公開されていない場合は、データを入手するための条件・方法を記載する。
著者は、パブリックリポジトリや商業メーカーなどから入手した公開データおよび研究材料を使用する場合、原稿中にアクセッション番号または企業情報を記載するなど、情報源を適切に開示しなければならない。
著者自身のデータおよび資料については、補足資料として公開する方法、または原稿から公的に認知されたデータベースやデジタルリポジトリ(例:Dryad Digital Repository、figshare、J-STAGE Data)へのリンクを付す方法により公開することができる。 査読過程においては、すべてのデータセットを編集者および査読者が完全に参照できる状態とし、出版時までに一般公開されていなければならない。 また、著者は掲載日から少なくとも3年間はデータセットを保存する責任を負う。
本誌は、原稿中で説明されたデータ、材料、実験プロトコルの共有について、合理的な依頼に応じることを推奨する。
著者貢献
著者は、CRediT(Contributor Roles Taxonomy)分類法 に従い、著者の貢献について明記することが求められる。 それぞれの著者には、14のCRediT分類法のうち1つ以上の分類法を適用する。 CRediTのウェブサイトを調べ、それぞれに適切な役割を記載する。 例としては以下のようなものがある(論文では実際の著者名またはイニシャルを使用する): Authors are required to include an Author Contribution statement that follows CRediT (Contributor Roles Taxonomy) . Each author’s contribution should be described using one or more of the 14 CRediT categories. For example (where ‘Author’ is replaced by the actual author names or initials):
========================
構想: 著者1。
資金調達: 著者 1。
調査: 著者1、著者2。
管理: 著者1。
可視化: 著者3。
ドラフト作成: 著者 1、著者 2、著者 3。
レビューと編集: 著者 1、著者 2。
または
著者1:構想、資金調達、調査、管理、ドラフト作成、レビューと編集。
著者2:調査、ドラフト作成、レビューと編集。
著者3:可視化、ドラフト作成、レビューと編集。
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すべての著者が、著者資格を満たしていることも確認すること(「著者資格」の項を参照)。
倫理承認と参加への同意
著者は、ヒトまたは動物を対象とする研究について、関連する倫理承認を取得し、その承認内容を遵守していることを宣言しなければならない。 また、ヒトを対象とする研究の場合は、参加者からインフォームド・コンセントを取得したことを宣言する必要がある。 該当する場合は、研究倫理審査委員会(IRB)の承認番号および承認を行った機関名を明記するものとする。 関連性がない、または該当しない場合は、セクションの見出しの下に「該当せず」と記載する。
引用文献
引用文献についても、最新版のAPA Publication Manual に従うものとする。 詳細なガイドおよび外国語文献の表記例については、こちら を参照すること。
日本語文献の一般的な表記例を以下に示す:
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[雑誌論文]
中村美咲子・伊藤理紗・佐藤秀樹・小関俊祐・鈴木 伸一(2020). 拒絶過敏性と社会的スキルが社交不安症状に及ぼす影響. 不安症研究, 12(1), 27-36. https://doi.org/10.14389/jsad.12.1_27
[書籍]
堀洋道(監修)吉田富二雄・松井豊・宮本聡介(編)(2009). 新編 社会心理学 改訂版. 福村出版.
内藤美加(2018). 記憶の発達と心的時間移動―自閉スペクトラム症の未解決課題再考―. 鈴木國文・内海健・清水光恵(編), 発達障害の精神病理Ⅰ(pp.73-96). 星和書店.
Lopez-Corvo, R. E. (2009). The Woman Within: A Psychoanalytic Essay on Femininity. Routledge.(ロペスコルヴォ, R. E. 井上果子(監訳)飯野晴子・赤木里奈・山田一子(訳)(2014). 内なる女性―女性性に関する精神分析的小論―. 星和書店)
[WEBページ]
日本不安症学会・日本神経精神薬理学会(2021). 社交不安症の診療ガイドライン. Mindsガイドラインライブラリ. Retrieved October 25, 2025, from https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00674/
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図表
図表は本文中で必ず引用し、引用順にアラビア数字で番号を付すものとする。 また、著作権保護された素材や既出の資料(編集の有無を問わない)を原稿内で使用する場合、投稿前に著者が当該著作権者から使用許諾を取得する責任を負う。 さらに、著作権者が求める場合には、該当する図表のキャプションに出典および使用許諾を得た旨を明記しなければならない。
図説
原稿に掲載するすべての図には、図説を付すものとする。 図説は参考文献の後に、別ページとしてまとめて記載する。
図
図にはアラビア数字を用いて通し番号をつける。 図のファイル形式はJPEG(.jpg)またはTIFF(.tiff)とし、解像度は最低300dpiとする。
表
表にはアラビア数字を用いて通し番号をつける。 各表は、別ページとして作成する。表のファイル形式はMS Word(.doc/.docx)とする。
補足資料
補足資料は、読者が論文を理解する上で不可欠ではないが付加的な資料として提供される。 オンラインのみでの論文公開を希望する場合には、補足資料の提出を推奨する。 補足資料は、データ、テキスト、音声、動画ファイルなどで構成され、受理された論文と共にオンラインで公開される。 各補足資料には、内容を表すタイトルを必ず付すこと。 また、補足資料は本文中で引用しなければならない(例:補足表1,補足付録1)。
補足資料も査読の対象となるため、著者は原稿提出の際には最終版を提出しなければならない。 原稿受理後は、著者は補足資料に変更を加えることはできない。
採択された原稿
採択された原稿は、出版前に本誌の制作チームによって校正および組版が実施される。 本誌は随時公開方式を採用しており、原稿が出版準備完了次第、オンライン上で順次公開する。 採択原稿に関するすべての連絡は、責任著者との間で行われる。
校正
責任著者は、送られたページ校正の結果を48時間以内にチェックして返送すること。 校正の段階では、過度の変更は認められず、組版のミスや誤字・脱字に対する修正のみが認められる。
問い合わせ先
編集事務局へのお問い合わせは、下記へご連絡ください:
- Anxiety Disorder Research編集事務局
- 〒162-0801 東京都新宿区山吹町332-6
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- Tel: 03(6824)6393
- Fax: 03(5206)5332
- Email: jsad-edit@je.bunken.co.jp
Version 1.0(2025年12月)

