正式名称
日本不安症学会 : Japanese Society of Anxiety and Related Disorders(JSARD)
設立経緯
不安障害は長い間、心療内科・精神科医療ではオーファン・ディジーズとして本格的に研究対象となることは多くありませんでした。
しかし、選択的セロトニン再取り込み阻害薬が市場に出る前後よりこの病気の頻度の高さと受療率の低さ、社会的障害度の強さが注目されるようになりました。
さらには難治性うつ病の前駆障害としても最近は注目を集めています。
不安障害は慢性の経過をたどることが多く、その病を抱える人々の苦悩と社会的損失度は想像をはるかに超えるものであります。
このような状況で、不安障害の病態の解明と新しい治療法の開発が切に求められています。
このような機運に応えるために、独自の学会が組織され、様々な分野の研究者の相互理解が促進され、不安障害に焦点をあてた継続的研究が全国規模で取り行われることが求められていると考えます。 一方、アジア諸国の精神科医はわが国との交流を強く求めており、相互に学び合うアジア規模の学会的交流も視野に入れる必要があります。
そこで、わが国の生物学的、心理社会的、臨床的研究など幅広い分野の不安障害に携わる研究者と臨床家による学会を発足させ、不安障害の理解と治療及び不安障害に悩む人々の生活の質を改善するために、取り組みを開始することといたしました。 (2007年10月)
このような機運に応えるために、独自の学会が組織され、様々な分野の研究者の相互理解が促進され、不安障害に焦点をあてた継続的研究が全国規模で取り行われることが求められていると考えます。 一方、アジア諸国の精神科医はわが国との交流を強く求めており、相互に学び合うアジア規模の学会的交流も視野に入れる必要があります。
そこで、わが国の生物学的、心理社会的、臨床的研究など幅広い分野の不安障害に携わる研究者と臨床家による学会を発足させ、不安障害の理解と治療及び不安障害に悩む人々の生活の質を改善するために、取り組みを開始することといたしました。 (2007年10月)
沿革
- 平成19年(2007) 9月
- 厚生労働省「パニック障害研究班」の有志が「不安障害(研究)学会」発足呼びかけ
- 平成19年(2007) 10月26日
- 146名の発起人により、日本不安障害学会設立
- 平成21年(2009) 3月27日(金)、28日(土)、29日(日)
- 第1回日本不安障害学会創立記念総会および学術大会 開催
学会誌「不安障害研究」初刊行 - 平成22年(2010) 3月6日(土)、7日(日)
- 第2回日本不安障害学会 開催
- 平成23年(2011) 2月5日(土)、6日(日)
- 第3回日本不安障害学会 開催
- 平成24年(2012) 2月4日(土)、5日(日)
- 第4回日本不安障害学会 開催
- 平成25年(2013) 2月2日(土)、3日(日)
- 第5回日本不安障害学会 開催
- 平成26年(2014) 2月1日(土)、2日(日)
- 第6回日本不安障害学会 開催
- 平成26年(2014) 5月31日
- 日本不安障害学会(Japanese Society of Anxiety Disorder)から、
日本不安症学会(Japanese Society of Anxiety and Related Disorders)に学会名称を変更 - 平成27年(2015) 2月14日(土)、15日(日)
- 第7回日本不安障害学会 開催
- 平成28年(2016) 2月6日(土)、7日(日)
- 第8回日本不安障害学会 開催
- 平成29年(2017) 3月10日(金)、11日(土)
- 第9回日本不安障害学会 開催
- 平成30年(2018) 3月16日(金)、17日(土)
- 第10回日本不安障害学会 開催
- 平成30年(2018) 3月30日
- 日本学術会議の協力学術研究団体として指定される