日本不安症学会

マニュアル・資料

厚生労働科学研究班作成の不安障害(強迫、社交不安、パニック、PTSD)の認知行動療法マニュアル

平成27年度厚生労働省障害者対策総合研究事業「認知行動療法等の精神療法の科学的エビデンスに基づいた標準治療の開発と普及に関する研究」より引用 ※このマニュアルを改変して配布することを禁じます。
日本不安症学会 2016年2月29日

日本不安症学会 自己記入式YALE-BROWN 強迫観念・強迫行為評価スケール(Y-BOCS)

日本不安症学会では、強迫症の患者に対しては、国際的標準的な評価尺度である「自己記入式YALE-BROWN 強迫観念・強迫行為評価スケール(Y-BOCS)」による症状の把握、プライマリケアにおけるスクリーニングの有用性が知られていることから、関係する先生方のご理解のもとに、Y-BOCSを、2021年から、WEBサイトに公開し、日本不安症学会会員に臨床使用を推奨します。国内外の文献において、本検査法は信頼性、妥当性が検証され、感度と特異度が高く、欧米ではコア・アウトカムとして使用されている第一選択の検査法です。 また、全般不安症、うつ病などの患者に対しては、国際的標準的な評価尺度である全般不安の尺度GAD-7とうつの尺度PHQ-9のような自己記入式質問紙による症状の把握、プライマリケアにおけるスクリーニングの有用性が知られているため。日本不安症学会では、関係する先生方のご理解のもとに、GAD-7とPHQ-9を2012年から、WEBサイトに公開し、会員に臨床使用を推奨しています。国内外の文献において、本検査法は信頼性、妥当性が検証され、感度と特異度が高く、欧米ではコア・アウトカムとして使用されている第一選択の検査法です。 尺度の使用について
PHQ -9,GAD-7の研究目的での使用希望がある場合、専用アドレスにお問い合わせください。
専用アドレス:jpphqgadkm@gmail.com

さらに、M.I.N.I.精神疾患簡易構造化面接法 日本語版は、不安、うつ、摂食、依存等の精神疾患を疑われる患者に対しての短時間での実施の有用性が知られており、星和書店から市販され、広く入手可能な状態であるため、日本不安症学会会員にMINIの臨床使用を推奨します。

星和書店(M.I.N.I.精神疾患簡易構造化面接法 日本語版)のサイト
http://www.seiwa-pb.co.jp/search/bo05/bn339.html 

社交不安症の診療ガイドライン

この度、日本不安症学会と日本神経精神薬理学会が合同で社交不安症の診療ガイドラインを作成しました。(2021年9月1日)
Mindsへ「社交不安症の診療ガイドライン」掲載のご報告
2月1日付にて、Mindsへ「社交不安症の診療ガイドライン」が掲載されました。
ご確認をいただけますと幸いです。

『社交不安症の診療ガイドライン』
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0458/G0001312
【編集】日本不安症学会、日本神経精神薬理学会

ガイドライン委員会
委員長:井上 猛(東京医科大学精神医学分野)
    清水栄司(千葉大学大学院医学研究院子どものこころの発達研究センター)

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