関係者各位

謹啓 春暖の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、第12回日本不安症学会の開催につきまして、多大なご尽力、そして温かいご支援・ご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
先生方のお力をお借りし、内容の充実した素晴らしい学会になるものと確信し楽しみにしておりましたが、新型コロナウイルスの蔓延に伴う社会的状況の切迫や自粛要請の高まり、医療者が集まる学会を主宰する立場として、どう判断すべきか、どのような対応が望まれるのかなどを熟考し、葛藤もしながら関係者と協議を重ねた上で、今回の中止という決定をさせていただきました。私とすれば、身を削るような苦渋の判断であり、楽しみに大切に育んできた宝物を急に失ったような喪失感しかありませんが、これもどうしようもない運命であり試練かと考えております。
ただこの度、多くの先生方から、参加のご意向や各講演のご快諾、最高の学会にするためのお力添えを賜れましたこと、また素晴らしい発表やプログラムのご提案をいただけたことは、本当に言葉に出来ないほど有難く思っております。今回は先生方の貴重なご発表、ご講演をうかがうことが出来ず誠に残念ではありますが、またご一緒させていただく機会があれば幸甚でございます。
既に発表準備にかかられていた先生方、神戸への宿泊など様々な段取りをされていた先生方には誠に申し訳なく、重ねてお詫び申し上げます。
最後になりましたが、多くの先生方から、お心のこもった労いや今回の判断を支持するご意見をいただきましたこと、感謝申し上げます。皆様の益々のご健勝とご活躍、そして研究のご発展を祈念し、また新型コロナウイルス感染が一日でも早く終息しますことを心から願いまして、略儀ながら、私からのお詫び、そして深謝の挨拶とさせていただきます。

謹白 

第12回日本不安症学会学術大会
会長  松永寿人
副会長 松井徳造